Google Nest サーモスタットのヘルプコードのトラブルシューティング

サーモスタットの設置後、システムテストの実行中に以下のヘルプ メッセージが表示されることがあります。表示されたコードから、テスト中にシステムのどの部分で問題が発生したかを判断できます。

T01 - 1 段階のファンに関する問題 T02 - 1 段階の冷却に関する問題 T03 - 2 段階の冷却に関する問題 T04 - 空気方式のシステムに関する問題 T05 - 放射暖房に関する問題 T06 - ラジエーター暖房に関する問題

T07 - 電気ベースボード暖房に関する問題 T08 - 加湿装置に関する問題 T09 - 除湿装置に関する問題 T11 - 2 段階のファンに関する問題 T12 - 3 段階のファンに関する問題

各ヘルプコードが示す原因はさまざまですが、トラブルシューティングの手順は比較的共通しています。

注: 一部のエラーについては、具体的なトラブルシューティングの手順を記載しています。

ヘルプコード E は、重大な問題があり、できるだけ早く修正する必要があることを示します。サーモスタットから暖房や冷房を制御できなくなり、問題を解決するまでメッセージが表示されたままとなります。

下の表で該当するヘルプコードを選択し、トラブルシューティングの手順を実施してください。contact a pro for other issues (including HVAC)こともできます。

ご自身、システム、サーモスタットの安全を確保することが重要です。配線を調整したりワイヤーの被覆を剥いたりする前に、ヒューズ ボックスでシステムの電源をオフにします。

Google Nest Learning Thermostat 第 1 世代	Google Nest Learning Thermostat 第 2 世代		Google Nest Learning Thermostat 第 3 世代		Google Nest Thermostat E	Google Nest Thermostat
E1 E2 E3 E4 E5 E6 E7 E8 E9 E10 E11 E12 E13 E14	E22 E23 E24 E25 E27 E28 E29 E30 E32 E33 E34 E35 E36	E37 E38 E39 E40 E41 E52 E53 E54 E55 E56 E57 E58 E66	E72 E73 E74 E75 E77 E78 E79 E80 E82 E83 E84 E85 E86	E87 E88 E89 E90 E91 E102 E103 E104 E105 E106 E107 E108 E116	E155 E157 E158 E159 E160 E162 E164 E169 E182 E183 E184 E188 E194 E195 E196	E255 E257 E258 E260 E264 E269 E294 E296 E297 E298 E299

 

 該当するヘルプコードを選択し、トラブルシューティングの手順を実施してください。問題を解決するため、地域の専門業者にお問い合わせいただくこともできます。

Google Nest Learning Thermostat 第 1 世代	Google Nest Learning Thermostat 第 2 世代	Google Nest Learning Thermostat 第 3 世代	Google Nest Thermostat E	Google Nest Thermostat
N1 N2 N3 N4 N5 N6 N7	N21 N22 N23 N24 N25 N26 N27 N28 N29	N71 N72 N73 N74 N75 N76 N77 N78 N79	N153 N154 N156 N159	N253 N254 N256 N259 N260 N261 N262

該当するヘルプコードを探し、リンクを使用してトラブルシューティングに進みます。

ヘルプコード	トラブルシューティング
M1	Google Nest サーモスタットでレジオネラ菌の繁殖を防ぐには
M2	「遠くから確認」の天気情報のトラブルシューティング
M5	お使いの暖房システムの種類を確認する方法
M6	温風炉の異常検出について
M7	緊急ヒートについて
M8	詳細設定について
M9	お使いのシステムが Google Nest サーモスタットに対応しているかどうかを確認する方法
M10	サポートに問い合わせる
M11	Google Nest サーモスタットの星型コネクタについて
M12	Google Nest 温度センサーの設置場所が不適切な場合のトラブルシューティング
M13	コード E10、E30、E66、E80、E116、E160、E196、M13 のトラブルシューティング
M14	Google Nest サーモスタットをアプリから操作する方法
M15	Google Nest サーモスタットのコード M15 のトラブルシューティング
M17	Google Nest サーモスタットがオフラインの場合のトラブルシューティング
M18	ピーク時間特典プログラムの詳細
M19	Google Nest サーモスタットの電池を交換する
M20	「給電なし」関連のアラートのトラブルシューティング
M21	Google Nest サーモスタットがオフラインの場合のトラブルシューティング
M22	Google Nest サーモスタットがオフラインの場合のトラブルシューティング
M23	サーモスタットのワイヤーが検出されない（または設定されていない）
M24	この問題についてサポートチームに問い合わせる
M25	Google Nest Power Connector の設置に関する問題のトラブルシューティング
M26	Matter に関する問題のトラブルシューティング

ヘルプコード	トラブルシューティング
W1 Google Nest サーモスタットと Wi-Fi ネットワークの接続を維持できません。	お使いの Wi-Fi ルーターが、Wi-Fi 標準の省電力モードに完全には対応していない可能性があります。 Google Nest 製品と互換性のない Wi-Fi ルーター
W2 接続できませんでした。	Wi-Fi ルーターで、Google Nest サーモスタットの接続を妨げるセキュリティ設定が有効になっている可能性があります。 Google Nest 製品の MAC アドレスを確認してルーターの許可リストに追加する方法
W3 接続できませんでした。	Wi-Fi ルーターから Google Nest サーモスタットに、ネットワーク IP アドレスが提供されていません。 「接続できませんでした」関連のコードのトラブルシューティング
W4 接続できませんでした。	Google Nest サーモスタットは、ワイヤレス ネットワークには接続されていますが、インターネットには接続されていません。 「接続できませんでした」関連のコードのトラブルシューティング
W5 接続できませんでした。	Google Nest サーモスタットを Wi-Fi に接続できません。 Google Nest サーモスタットのコード W5 のトラブルシューティング

ご自宅で以下のいずれかのシステムを使用している場合は、ヘルプコード H が表示される場合があります。

• 家庭用温水タンク
• OpenTherm システム
• コンデンシング ボイラー
• 地域熱供給または共同熱供給
• Fil pilote

必要に応じて手動で暖房をオンにする

Heat Link から手動で暖房をオンにすると、トラブルシューティング中も快適に作業できます。サーモスタットで家庭用温水タンクも制御している場合は、温水もオンになります。

サーモスタットのトラブルシューティング中でも、Heat Link のボタンを押して暖房のオン / オフを切り替えることができます。暖房をオンにすると、暖房ライトが緑色に点灯します。

• Thermostat E - ボタンを 2 回押します。
• 第 3 世代、第 2 世代のサーモスタット - ボタンを 1 回押します。

コードを確認する

サーモスタットに表示されるヘルプコードに基づいて、問題を解決するためのトラブルシューティングの手順を特定します。

H1、H71、H151

このコードは、サーモスタットが Heat Link に接続されておらず、暖房を制御することができない場合に表示されます。サーモスタットに接続されていない場合、Heat Link のステータス ライトは黄色になります。

1. Heat Link を再起動する
   • Heat Link のボタンを、ライトが消えるまで長押しします（20 秒ほどかかります）。
   • ボタンを離し、Heat Link が再起動するのを待ちます。
   • サーモスタットに再接続されると、Heat Link のステータス ライトが緑色に変わります。ステータス ライトが黄色のままである場合は、ステップ 2 に進みます。
2. サーモスタットを移動して接続をテストする
   サーモスタットが Heat Link から離れすぎているか、ワイヤレス接続で干渉が発生している可能性があります。Heat Link とサーモスタットの間に、大きな鏡や冷蔵庫などの障害物がないことを確認します。金属などの高密度素材で作られた大きな物体によって、ワイヤレス通信が遮断されることがあります。
   • サーモスタットをスタンドに取り付けている場合
     • サーモスタットを、Heat Link が設置されている場所に近づけてみます。
     • ワイヤレス接続を確認します。
       • サーモスタットで、[Settings] > [Equipment] に移動します。次に、[Continue] > [Heat Link] > [Test] を選択します。
       • テストが失敗した場合は、サーモスタットを移動してもう一度テストします。サーモスタットを数センチ動かすだけで、大幅に改善することもあります。
   • サーモスタットが壁に取り付けられている場合は、Heat Link を移動してみます。 
     • Heat Link を移動する前に、ヒューズ ボックスで家のすべての電源をオフにします。
     • Heat Link は、大きな金属製の物体（ボイラーなど）から 30 cm 以上離すようにしてください。
     • Heat Link を移動したら、システムの電源をオンにします。
3. Heat Link をデフォルトにリセットする

   Google Nest Thermostat E

   重要: Google Nest Thermostat E の Heat Link を出荷時の設定にリセットする場合、Heat Link がアプリから削除されるため、最初から設定し直す必要があります。

   1. Nest アプリから Heat Link を削除します。アプリから Heat Link を削除するを参照してください。
      • ホーム画面で [Heat Link] をタップします。
      • 設定アイコン をタップします。
      • [Remove Heat Link] を選択します。
   2. Heat Link のボタンを、ステータス ライトが黄色で点灯するまで長押しします（15 秒ほどかかります）。ボタンを離します。
   3. 出荷時設定へのリセットが完了すると、ステータス ライトが青色で点滅します。
   4. Heat Link をアプリに接続し直します。
      • Heat Link のカバーを取り外して、バッテリー収納部の上部に QR コードがあることを確認します。
      • アプリで、設定アイコン [Add product] を選択します。
      • 画面上の手順に沿って QR コードをスキャンし、Heat Link をアプリに追加し直します。途中、Heat Link が設置済みであることをアプリに伝えると、壁に設置する手順をスキップできます。

   Google Nest Learning Thermostat 第 3 世代

   1. Heat Link のボタンを 20 秒ほど長押しします。Heat Link のステータス ライトが消灯し、すぐに黄色で点滅し始めます。ボタンを離します。
   2. 出荷時設定へのリセットが完了すると、Heat Link のステータス ライトが青色で点滅します。
   3. 通常、Heat Link を出荷時設定にリセットすると、自動的に Google Nest サーモスタットに再接続されます。しばらく待ってから、サーモスタットで確認してください。
      • サーモスタットからペア設定コードを求められた場合は、Heat Link の底面にある 6 桁のコードを入力します。
      • サーモスタットにヘルプコードが表示された場合は、トラブルシューティングの最初に戻ってそのコードのトラブルシューティングを実施します。

   Google Nest Learning Thermostat 第 2 世代

   1. Heat Link のボタンを 20 秒ほど長押しします。
   2. ボタンを長押しすると、Heat Link のステータス ライトが消灯し、すぐに緑色と黄色で点滅し始めます。ボタンを離します。
   3. 出荷時設定へのリセットが完了すると、Heat Link のステータス ライトが緑色と黄色で点滅します。
   4. 通常、Heat Link を出荷時設定にリセットすると、自動的に Google Nest サーモスタットに再接続されます。しばらく待ってから、サーモスタットで確認してください。
      • サーモスタットからペア設定コードを求められた場合は、Heat Link の底面にある 6 桁のコードを入力します。
      • サーモスタットに別のヘルプコードが表示された場合は、トラブルシューティングの最初に戻ってそのコードのトラブルシューティングを実施します。
4. 他の電子機器からの電波干渉を防ぐ
   家の中にある他の電子機器が 2.4 GHz 無線信号を使用しており、Heat Link と干渉している可能性もあります。該当する電子機器としては、コードレス電話、ベビーモニター、電子レンジ、ワイヤレス セキュリティ カメラなどが挙げられます。 
   • これらの電子機器を 1 つずつオフにして、サーモスタットと Heat Link のワイヤレス接続を確立できるかどうかを確認します。
   • 干渉の原因となっている電子機器を特定できたら、Heat Link やサーモスタットからできる限り離して接続を再確認します。詳しくは、電波干渉の詳細についての説明をご覧ください。

Nest Pro に問い合わせる

それでも問題が解決しない場合は、Nest Pro に連絡して暖房システムや Google Nest サーモスタットを診断してもらいます。

H2、H72、H152

このコードは、サーモスタットに電力が供給されなくなった場合に表示されます。これらのコードのトラブルシューティングの手順は、サーモスタットをスタンドに取り付けているか、壁に設置しているかによって異なります。

システムへの給電を確認する

1. ヒューズを確認します。システムへの給電を制御するヒューズが切れているか、正しく取り付けられていない可能性があります。システムの電源をオフにしてヒューズを確認します。必要に応じて、交換するか取り付け直します。詳細な手順と安全上の注意事項については、メーカーのマニュアルまたはウェブサイトをご覧ください。
2. スイッチがオンになっていることを確認します。ヒューズのスイッチは、オンになっているように見えても完全には切り替わっていないことがあります。
   • Heat Link とサーモスタットへの給電を制御するスイッチを、いったんオフにしてからもう一度オンにしてみます。
   • Google Nest サーモスタットに使用しているコンセントに電力が供給されていることを確認したい場合は、照明器具などの電子機器を接続して電源を入れてみます。

Nest Pro に問い合わせる

それでも問題が解決しない場合は、地域の専門業者に連絡して暖房システムや Google Nest サーモスタットを診断してもらいます。

H73、H153

このコードは、サーモスタットがシステムの OpenTherm を検知できなくなった場合に表示されます。トラブルシューティングの手順は、これらのコードが設置中に表示されたか、設置後に表示されたかによって異なります。

Nest Pro に問い合わせる

それでも問題が解決しない場合は、地域の専門業者に連絡して暖房システムや Google Nest サーモスタットを診断してもらいます。

H155

サーモスタットにヘルプ メッセージ H155 が表示された場合は、「電池残量が少なくなったため Heat Link がオフラインになった」ことを意味します。

• Heat Link のカバーを取り外し、新しい電池に交換します（L91 Energizer リチウム単 3 電池）。 
  • 重要: 通常のアルカリ電池は使用しないでください。
• Heat Link に新しい電池を取り付けると、自動的にサーモスタットに再接続されます。

Nest Pro に問い合わせる

それでも問題が解決しない場合は、地域の専門業者に連絡して暖房システムや Google Nest サーモスタットを診断してもらいます。

H156

システムは OpenTherm に対応しており接続もされていますが、セットアップ時に OpenTherm オプションを選択していません。

サーモスタットで、[Settings] [Equipment] に移動します。ボイラー制御を OpenTherm に変更します。

Nest サポートに問い合わせる

上記の手順を試してもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、サポートにお問い合わせください。

H157

このコードは、Heat Link をアプリから削除した場合に表示されます。

1. Heat Link をアプリに接続できない場合は、出荷時の設定にリセットします。
2. アプリで Heat Link をサーモスタットに再接続します。
   • [Settings] [Add product] に移動し、手順に沿ってアプリに追加します。
   • 画面の指示に沿って、サーモスタット ディスプレイの Heat Link からペア設定コードを入力します。
3. 場合によっては、Heat Link のペア設定コードを Google Nest サーモスタットに入力する必要があります。

注: コードを確認するには、Heat Link のカバーを外し、左側のネジ穴の近くを探します。6 文字の英数字の組み合わせです。

Nest サポートに問い合わせる

上記の手順を試してもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、サポートにお問い合わせください。

H158

このコードは、アカウントから Heat Link を削除し、アプリからサーモスタットの接続を解除した場合に表示されます。サーモスタットを出荷時の設定にリセットしてから、Heat Link をアプリに再接続してください。

1. サーモスタットのリングを押してクイックビュー メニューを表示します。
2. [Settings] を選択します。
3. リングを [Reset] まで回し、押して選択します。
4. [All Settings] を選択して、サーモスタットを出荷時の設定にリセットします。
5. アプリでサーモスタットのセットアップを開始し、アカウントに Heat Link を再接続します。
   • アプリのホーム画面で設定アイコン をタップします。
   • 製品を追加アイコン を選択し、サーモスタットのセットアップを開始します。

Nest サポートに問い合わせる

上記の手順を試してもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、サポートにお問い合わせください。

ヘルプコード TH は、Wi-Fi と Thread ネットワーク（Google Nest デバイスが相互に通信するための低消費電力ワイヤレス メッシュ ネットワーク）に関わる問題が発生した場合に表示されます。

該当するヘルプコードを選択し、トラブルシューティングの手順を実施してください。

TH003 のトラブルシューティング

このコードは、サーモスタットのセットアップ時に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、サーモスタットをアプリに追加してみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. スマートフォンを再起動します。
2. 家に設定されている他の Google Nest デバイスをすべて再起動します。
3. それでもコードが表示される場合は、他のデバイスが応答していないか、オフラインになっているか、別の問題が発生している可能性があります。 
   • 他の Google Nest デバイスを出荷時の設定にリセットし、アプリで家に追加し直します。
   • アプリにサーモスタットを追加します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

TH004 のトラブルシューティング

これらのコードは、サーモスタットのセットアップ時に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、アプリでサーモスタットをセットアップしてみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. サーモスタットのエッジを押すかタップして、サーモスタットが動作していることを確認します。
2. デバイスの Bluetooth がオンになっているかどうかを確認します。
   • オンになっている場合は、Bluetooth をオフにしてから再びオンにして接続をリセットします。
3. スマートフォンを機内モードにしてから Bluetooth と Wi-Fi をオンにします。
4. Nest アプリまたは Home アプリを終了してから開き直します。
5. スマートフォンの電源を切ってからもう一度電源を入れます。
6. 他の Google Nest デバイスをサーモスタットの近くに移動します。
7. ルーターを再起動します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

TH008 のトラブルシューティング

これらのコードは、サーモスタットのセットアップ時に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、アプリでサーモスタットをセットアップしてみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. 他の Google Nest デバイスをサーモスタットの近くに移動します。
2. ルーターを再起動します。
3. モデムで IPv6 がオンになっていることを確認します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

TH009 のトラブルシューティング

このコードは、アプリで家にサーモスタットを追加したにもかかわらず、セットアップが完了していない場合に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、サーモスタットをアプリに追加してみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. モデムとルーターを再起動します。
2. 他の Google Nest デバイスをルーターの近くに移動してみます。
3. ネットワーク設定が、Google Nest デバイス向けに最適化されていることを確認します。
4. それでもコードが表示される場合は、他のデバイスが応答していないか、オフラインになっているか、別の問題が発生している可能性があります。 
   • 他の Google Nest デバイスを出荷時の設定にリセットし、アプリで家に追加し直します。
   • アプリにサーモスタットを追加します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

TH010 および TH011 のトラブルシューティング

このコードは、アプリで家にサーモスタットを追加したにもかかわらず、セットアップが完了していない場合に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、サーモスタットをアプリに追加してみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. スマートフォンの Bluetooth がオンになっているかどうかを確認します。
   • オンになっている場合は、Bluetooth をオフにしてから再びオンにして接続をリセットします。
2. スマートフォンを機内モードにしてから、Bluetooth がオンになっていること、Wi-Fi に接続されていることを確認します。
3. スマートフォンの電源を切ってからもう一度電源を入れます。
4. モデムとルーターを再起動します。
5. 別のデバイス（スマートフォンなど）で試してみます。
6. 他の Google Nest デバイスを、モデムとルーターの近くに移動します。
7. それでもコードが表示される場合は、他のデバイスが応答していないか、オフラインになっているか、別の問題が発生している可能性があります。
   • 他の Google Nest デバイスを出荷時の設定にリセットし、アプリで家に追加し直します。
   • アプリにサーモスタットを追加します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

TH013 および TH026 のトラブルシューティング

これらのコードは、サーモスタットのセットアップ時に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、アプリでサーモスタットをセットアップしてみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. スマートフォンを再起動します。
2. アプリを使用して、他の Google Nest デバイスが Wi-Fi に接続されており、正しく動作していることを確認します。デバイスがオフラインになっている場合は、アプリからの通知が表示されます。
3. 他の Google Nest デバイスをサーモスタットの近くに移動します。
4. 他の Google Nest デバイスを再起動します。
5. スマートフォンを機内モードにしてから Bluetooth と Wi-Fi をオンにします。
6. 別のスマートフォンがある場合は、そのスマートフォンを使ってアプリで家にサーモスタットを追加します。
7. モデムとルーターを再起動します。
8. Wi-Fi 接続をモバイル アクセス ポイントに切り替えます。
9. それでもコードが表示される場合は、他のデバイスが応答していないか、オフラインになっているか、別の問題が発生している可能性があります。 
   • 他の Google Nest デバイスを出荷時の設定にリセットし、アプリで家に追加し直します。
   • サーモスタットをアプリに追加します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

TH014、TH015、TH016 のトラブルシューティング

これらのコードは、サーモスタットのセットアップ時に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、アプリでサーモスタットをセットアップしてみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. サーモスタットのリングを押して、サーモスタットが動作していることを確認します。
2. デバイスの Bluetooth がオンになっているかどうかを確認します。
   • オンになっている場合は、Bluetooth をオフにしてから再びオンにして接続をリセットします。
3. スマートフォンを機内モードにしてから Bluetooth と Wi-Fi をオンにします。
4. スマートフォンの電源を切ってからもう一度電源を入れます。
5. 他の Google Nest デバイスをサーモスタットの近くに移動します。
6. モデムとルーターを再起動します。
7. それでもコードが表示される場合は、他のデバイスが応答していないか、オフラインになっているか、別の問題が発生している可能性があります。 
   • 他の Google Nest デバイスを出荷時の設定にリセットし、アプリで家に追加し直します。
   • サーモスタットをアプリに追加します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

TH017、TH018、TH019 のトラブルシューティング

これらのコードは、サーモスタットのセットアップ時に表示されることがあります。

下記の手順を順番に実施します。1 つのステップを終えるごとに、アプリでサーモスタットをセットアップしてみます。それでも問題が解決しない場合は、次のステップに進んでください。

1. サーモスタットのエッジを押すかタップして、サーモスタットが動作していることを確認します。
2. それでもコードが表示される場合は、他のデバイスが応答していないか、オフラインになっているか、別の問題が発生している可能性があります。 
   • 他の Google Nest デバイスを出荷時の設定にリセットし、アプリで家に追加し直します。
   • サーモスタットをアプリに追加します。

上記の手順を行ってもサーモスタットにメッセージが表示される場合は、Google Nest カスタマー サポートにお問い合わせください。

Google Nest デバイスを再起動またはリセットする

他の Google Nest デバイスを再起動またはリセットする場合は、以下の製品ごとの記事を参照し、上記の手順に沿って作業を進めてください。

• カメラとドアホン: Google Nest のカメラまたはドアホンを再起動する、出荷時設定にリセットする
• サーモスタット:
  • Google Nest サーモスタットを再起動またはリセットする
  • Heat Link を再起動または出荷時の設定にリセットする方法
• Wifi:
  • Google Nest デバイスまたは Google Wifi デバイスを再起動する
  • Google Nest Wifi デバイスまたは Google Wifi デバイスを出荷時設定にリセットする
• Protect: Google Nest Protect のリセット方法とすべての個人設定の消去方法
• スピーカーとディスプレイ:
  • Google Nest または Google Home のスピーカーまたはディスプレイを再起動する
  • Google Nest または Google Home のスピーカーやディスプレイを出荷時の設定にリセットする

サーモスタットに接続されていない予備のワイヤーを、C ワイヤーとして使用できる場合があります。予備のワイヤーがない場合は、専門業者に連絡して設置を依頼してください。

重要: 以下の手順は高度なトラブルシューティングです。暖房換気空調システムには高電圧が使用されており、作業には危険が伴います。暖房換気空調システムのパネルを開く必要がある場合は、指示がない限り部品には一切触れないように注意してください。

サーモスタットの初回設置時に専門業者に依頼した場合は、その設置業者に問い合わせるか、地域の専門業者を探して依頼することをおすすめします。
 

1. 暖房換気空調システムの電源をまだオフにしていない場合は、ブレーカー ボックス、ヒューズ ボックス、またはシステム スイッチでオフにします。
2. 予備のワイヤーが見つかった場合は、その色を覚えておきます。
3. 暖房換気空調システムで、取り外し可能なアクセスパネルを探します。ハンドルまたはラッチが付いているタイプと、ネジを外す必要があるタイプがあります。 
   • システム内部の配線以外の部品には触れないようにしてください。暖房換気空調機器には、充電のための電気部品（バッテリーなど）を備えているものもあります。
4. システム ボードの C 端子を確認します。ワイヤーが接続されていない場合は、サーモスタットに付属していた予備のワイヤーをボードの C 端子に接続します。
5. アクセスパネルを元に戻します。
6. 先ほど配線した予備のケーブルを、サーモスタットの C 端子に接続します。正しく配線されていることを確認し、コネクタのボタンを押し下げます。
7. ディスプレイをカチッとはまるまでベースに押し込み、システムの電源をオンにします。